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2011年08月03日

悔しいときは

いつも読んでいただきありがとうございます。




今日は「はじめに言葉ありき…」の島地勝彦さんより



「悔しいときは、奥歯を噛みしめて笑え」




ある年のゴルフのマスターズトーナメントにいった


親しいジャーナリストが帰国して興奮しながら


わたしにいった。




「歳とともにパットに苦しむようになったトム・ワトソンが


例の難しいといわれるグリーン上で、ピンそば2メートル


につけたバーディーパットをうった。


ボールはカップをなめて無惨にも1メートルもオーバー


した。 


そこから返しのパットも入らず、また1メートル残った。


かわいそうにそれも入らなかったんだ。


4パットしてしまった。


そこでワトソンはどうしたか。


彼は耳たぶを真っ赤に染めつつも表情をなにも


変えることなく、むしろちょっと微笑んで


グリーンから去っていったんだよ。


おれは長いことゴルフの試合を観戦してきたが


あのときほど感動したことはなかったね。


体が震えたぜ」




煮えかえるほどの悔しさでワトソンは、きっと奥歯を


噛みしめていたにちがいない。


それを表に現わさず、微笑まで残して立ち去っていった


ワトソンに観客は感銘を受けたことだろう。


バーディ・パットを沈めた以上のことが起こったので


ある。


このワトソンの誇り高さが多くのファンをつくったのである。







悔しいときこそ、逆境に立たされたときこそ


その人の真価が問われますもんね。


人生には奥歯を噛みしめて泣きたい気持ちを


我慢しなければならない場面が多々ある。


そのとき、平常心を装うところに幸運の女神が


降りてくるんですね。


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