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2010年12月22日

一生懸命働く

おはようございます♪


今日はゆうさんのメルマガをご紹介しますね。






『日本でいちばん大切にしたい会社』

社員の7割が障害者という会社

その会社は日本理化学工業というチョークを作っている会社です。


ある出来事がきっかけで、50年前から、障害者が採用されています。

50年前、養護学校の先生が会社を訪ねてきました。


障害を持っている二人の女の子を

社員として採用して欲しいというお願いでした。


社長さんが悩んだ末、とても障害者を雇う余裕はない、と断るのですが、

先生は何度もお願いにやって来ました。

最後には、

「就職が無理なら、せめてあの子たちに

働く体験だけでもさせてあげてくれませんか?

そうでないと、この子達は働く喜び、

働く幸せを知らないまま、施設で死ぬまで、

暮らすことになってしまいます。

彼らは健常者より、平均的に寿命が短いんです」

と頭を地面にこすりつけるようにお願いしました。


社長さんは、先生の熱意に動かされて、

一週間だけ就業体験をさせてあげることにしました。


就業体験の一週間が終る前日のことです。



10数人の社員が社長さんを取り囲んで、

「どうか、あの二人を正社員として採用してほしい」



と、社長さんに頼み込みます。

二人の女の子の勤務態度に心を打たれたからでした。



二人の女の子は毎日、会社が始まる1時間前には玄関に来て、待っていて、

10時の休み時間、お昼休み、3時の休み時間も、

手を休めないでラベル貼りの仕事に没頭していたそうです。



毎日、背中を叩いて、

「もう今日は終りだよ」


と言われるまで、一心不乱に働いていました。



本当に幸せそうな顔をして、一生懸命に仕事をしていたそうです。





社長さんは、二人の女の子を採用します。



これが障害者を採用し始めたきっかけだそうです。


(中略)

あるとき、私はこの会社を訪ねて、社長と話をしていました。


「お客さんだ」ということで、

応接室にコーヒーを持ってきてくれたおばあさんがいました。


「よくいらっしゃいました。どうぞ、コーヒーをお飲みください」

と、小さな声で言うと、また、お盆を持って、帰っていきました。



その方が行ってしまってから、

大山社長が、私にポツリとこう言いました。


「彼女です。

彼女がいつかお話しした、最初の社員なんです」



彼女こそ、およそ50年前に

入社した、二人の知的障害をもった

少女のひとりだったのです。


その彼女も、15,6歳のときに採用されていますから、

もう、65,6歳にもなっているのです。


腰が曲がって、白髪でした。

年月の重さが一瞬のうちに想像され、

私は涙をこらえることができませんでした。


60歳で定年を向かえたあと、

その方はには嘱託社員として雑務をやってもらっているそうです。


社員の申し出があれば、65歳くらいまで

引き続き嘱託として雇用しているのです。



そのあと、工場をみたら、

さっきの方がお茶出しをしたあと、

また一生懸命、チョークを

つくっていました








いや~ 感動です。

泣いちゃいました!?


自分も泣いちゃいました~(笑)



一生懸命。


また教えられました。


タグ :やる気

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この記事へのコメント
以前僕も、この本のこの記事を読んで感動しましたよ!
『日本でいちばん大切にしたい会社』
という本を読んで僕は、
「会社は社員の幸せのためにある」
ということを、すごく教えられました。
涙出ちゃいますよね(笑)
Posted by コージ at 2010年12月22日 19:47
コージさん

コメント有難うございます。
スタッフ、患者さん、鍼灸接骨院の幸せを
考えるようにしていきたいと思っています。
Posted by れっど at 2010年12月24日 08:18
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