2010年02月03日
スポーツ障害肩 インピンジメント症候群
スポーツをして肩を痛めた事はありませんか
それはいわゆるインピンジメント症候群という病態かもしれません。
多くは野球選手に代表されるオーバーヘッドスポーツにみられます。
< 発生の原因 >
1.腱板機能不全 腱板という肩の小さい筋肉(インナーマッスル)
が弱ってしまい発症する。
三角筋などのアウターマッスルに対して 棘上筋や棘下筋などの
インナーマッスルが弱ってしまった状態です。
カフワイエクササイズというチューブ等の筋トレが効果的です。
2.動揺性肩関節 肩関節がゆるくなってしまい発症する。
3.後方構成帯の拘縮 肩の後方が固くなってしまい発症する。
後方の関節包や筋肉が硬くなっていると、腕を上げていく際に
ぶつかってしまいます。 後方の構成帯をストレッチしたりして
柔らかくすると改善します。
4.肩甲骨の上方回旋障害 肩甲骨の動きが悪くなり発症します。
肩甲骨の動きが悪く、腕を上げる際にぶつかってしまいます。
肩甲骨の動きを柔らかくするストレッチをすると改善します。
インピンジメント症候群だけでも、まだ他の原因も考えられますので、
思い当たる方はお気軽にご相談くださいね
Fig;整形外科有痛性疾患保存療法のコツより改変
Posted by れっど at 08:20│Comments(0)
│肩関節
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