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2015年12月14日

全日本実業団女子駅伝 優勝!

昨日行われました全日本実業団女子駅伝大会で


デンソーが見事3連覇を達成しました!


おめでとうございます♪



いつも読んでいただきありがとうございます♪





全日本で優勝しましたデンソーチームを


率いるのは若松監督なんですが、


彼とは中京商(現中京)高校で駅伝部の


同級生で、一緒に汗を流した仲でもあります。



彼は元々陸上競技で第一線で活躍していたかというと


そうでもなかったんです(笑)



中京商の駅伝部は常に目標が全国優勝。


実際に全国高校駅伝やインターハイの優勝者を


輩出し、日本記録保持者やオリンピック選手も


うまれました。



でも、その中で若松監督をはじめとする我々の世代は


「谷間の世代」と言われ、全国大会にはかろうじて


出場するものの、先輩や後輩たちの活躍からすると


低迷していた時期でもあります。



その低迷期から、なんと全国大会で3連覇もする


優勝監督がうまれたわけです。





その陰には、高校時代の恩師が大きく


影響しているはずです。



恩師、徳重先生の教えに


「強い選手である前に立派な高校たれ!」


と競技成績だけでなく、生活面の教えを


とても重要視させていました。



私財を投げ打って私たち学生と共同生活を


しておられました。


しかも先生だけでなく、奥さんや二人のお子さんも


一緒に。


学生の命を預かる身としては、さぞかし苦労も


あったことと思います。


先生からは、練習に取り組む姿勢や


私生活の規律には厳しく教えていただきました。



正直逃げ出したくなりましたが(笑)


先生に付いていこうと必死でした。



先生は選手にも厳しかったですが、自分にも


たいへん厳しい方でした。


そんな先生の心の中には「克己心」が


あったことは間違いありません。



そんな先生を尊敬し、理想の指導者像として


監督業をしている若松監督がみえてくれるのです。



現状に甘んじることなく、常に上を目指してベストを


つくしていく。


現状が理想と違っても、必ず目標に到達する努力を


惜しまない。


もちろん徳重先生とは性格も違いますから、


監督としてもカラーも違いますが、志の「克己心」は


変わらないのだと思っています。



野心は一代で、はかなく消えてしまうが、


志はそれを受け継ぐ同志が必ず現れる。




私もそんな恩返しならぬ「恩送り」が出来るよう


精進していきたいと思います。










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