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2013年08月22日

ストレッチ理論

ストレッチ理論


1980年代に『ボブ・アンダーソンのストレッチ』が

日本に導入されてから、すっかりおなじみとなった

ストレッチ(静的な)ですが、実は筋力が低下する・

パワーが低下するなどスポーツの場面では

マイナスの要素もあることがわかってきました。


上手に行えばとても効果的なストレッチ。

 今回はその正しい使いかたについてご紹介していきます。



< ストレッチの種類 >
・スタッティック  静的に筋肉を伸ばす   例)一般的なストレッチ
・バリスッティック 自分の体の重みを利用して反動をつけて伸ばす 例) ラジオ体操
・ダイナミック  拮抗筋に力を入れて伸ばす  例)サッカーのブラジル体操、陸上のドリル

< スタッティック(静的)の特徴 >
 マイナス面 
・ストレッチ直後は筋力が低下する。
・パワー(力×速度)も低下する。
・走動作で接地時間が長くなってしまう。
・瞬発系(ここでは短距離走)では、リカバリーで取り入れると、タイムの低下とジャンプ力も若干低下する。
・30秒以上だと筋力が低下するという文献が多い。
 

プラス面 
・関節可動域は向上する。 
・運動後に取り入れるのは効果的 
・有酸素運動系では、リカバリーでマッサージやホットパックよりも、スタッティックストレッチの方がパフォーマンスが向上する
・野球 ;投球後に行うと肩のI-R制限が少なくてすむ。

       
< スタッティックストレッチをする意義 >
・コンディションチェックのため
・ダイナミックだけでは、足りないと感じる場合
・運動後は効果的
・可動域向上のため
・いきなりダイナミックに行うのはケガの
リスクがあがるのでと考えられています。



*競技直前にはダイナミックストレッチがパフォーマンスの向上につながりやすい


< 一般の方へ良い報告 >
・血糖値が下がる
・血管が柔らかくなる
・身体が柔らかくなることでエネルギー消費量が増大する(痩せやすい)
・柔軟性、垂直跳び、筋力、筋持久力が向上する





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