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2014年01月17日

芥川賞

いつも読んでいただきありがとうございます♪



第150回芥川賞は小山田浩子に決定されました。


静岡新聞より その小山田さんの記事をご紹介します。







地方都市でひとり創作する主婦作家が、日本一有名な


文学賞を手にした。


「 現実とは思えない。 頭が真っ白というか、ふわふわしている感じ。」



生後3カ月の愛児を世話するため、授賞決定の報は広島市の自宅で受けた。


電話による記者会見で驚きと喜びを語った。



小説を本格的に書き始めたのは20代前半。勤務先の編集プロダクションで、


上司に記事を全面的に直された。


同僚が冗談交じりに「 小説向きの文章ではないか 」と語った言葉に


刺激され、書いてみた。


この同僚が現在の夫だ。



2010年に「 工場 」で新潮新人賞を受け、同作を収録した同名の


単行本で織田作之助賞に選ばれる。


微細に描かれた世界は奇妙でユーモラス。

「 カフカを思わせる 」などと高く評価された。


受賞作「 穴 」は、夫の実家に移り住んだ主婦が主人公。


じっとり汗ばむような夏の日々、一見穏やかな生活の手触りは


どこか不確かであやうく、やがて見たこともない黒い獣に遭遇、


奇妙な出来事が起き始める。



「 私も『嫁』と呼ばれる。気付かないうちに、違う名字の一員として


取りこまれていることが不思議だった」



小説を連ねていると、野菜の「ひげ根」を次々と引き抜くような


感覚があり、それが楽しいという。


「頭で考えて書いたものは面白くない。楽しいということを大事にしたい」



好むのは「つくりもしない料理の本を読むこと」。


熟読するのはレシピよりも注意書きの文章だ。



広島市出身 30歳









面白いですね~♪


小説を書く人って、考えて、考えて考え抜いて


書くものかと思っていました。


少なくとも小山田さんは違うんですね。


型にはめないで楽しんでしまっているってところが


とてもいいなと感じました。





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